これからネットカジノを始める方は、「ネットカジノは違法なのか、それもと合法なのか」疑問を持たれている方もいるかと思います。
疑問を持ったままネットカジノをプレイしてしまうと、せっかくのカジノも楽しめません。
本記事ではネットカジノを安心して楽しむために、違法か合法かどうかを詳細に解説していきます。
ネットカジノは違法ではない
まず結論から述べると、ネットカジノは違法ではありません。
ネットカジノを運営している会社は海外に拠点を設けています。
拠点にしている国でネットカジノが合法であれば、ネットカジノの運営自体は違法にならないのです。
ネットカジノが合法な国として、香港やフランス、オーストラリアなどが挙げられます。
ランドカジノが設けられている国では、ネットカジノも合法であるケースが多いです。
日本では現在、カジノを設立することは法律上認められていません。
ただし、2018年にカジノ法案（IR法）が可決されたことによって、今後日本でもカジノ運営の法律が整備されていくことが予想されます。
国内のランドカジノ整備に伴って、ネットカジノの運営も認可されるかもしれません。
日本でネットカジノをしても違法ではない
ネットカジノを日本で行ったとしても違法ではありません。
海外に拠点を置く胴元が合法に賭博を提供している場合、日本の刑法で裁くことはできないためです。
国内の刑法を海外の会社に適用してしまえば、日本の法律が世界のルールとなってしまいます。
あくまでも「日本国内でのルール」に留まっているのです。
日本人が日本でネットカジノを行っても違法にならないのは、この点に由来します。
実際に、2016年にネットカジノをプレイしてた日本人男性が逮捕される事件が起こりましたが、検察側は最終的に「不起訴処分」としました。
不起訴処分にしたということは、「裁判で争っても有罪にできない」と検察側が判断したといえます。
ネットカジノの運営にはライセンスが必要
ネットカジノの運営会社は「運営ライセンス」を取得しないといけません。
運営ライセンスを取得せずにネットカジノを運営することは違法となってしまいます。
運営ライセンスを取得するには、ライセンスを発行している国に対して審査を申し込み、実施される審査をパスしなければいけません。
ライセンスを発行している国として、イギリスやマルタ共和国、ジブラルタルなどが挙げられます。
国ごとにライセンス取得の審査基準は異なるので、審査に通りやすい国もあれば中々審査に通らない国もあります。
イギリス、マルタ共和国、ジブラルタルは運営ライセンスの審査が厳しい国として有名です。
上記の国の運営ライセンスを取得しているネットカジノ運営会社は信頼に足る会社と考えてよいでしょう。
違法な運営をしているネットカジノは利用しない
知名度の高いネットカジノであれば、運営ライセンスを取得している会社が運営しているので安心ですが、中には運営ライセンスを取得せずにネットカジノを運営しているところもあります。
違法な運営をしているネットカジノを利用するとアカウントが凍結されたり、出金ができなくなったりなど、トラブルに見舞われるリスクが高くなります。
不要な心配をせず、安心してネットカジノを楽しむためにも、運営ライセンスを取得した合法のネットカジノを利用するようにしてください。
運営ライセンスを取得しているか否かは、ネットカジノ運営会社の公式ホームページを見ることで確認できます。
運営会社のホームページが公開されていない場合は、ライセンスを取得していない可能性があるので注意するようにしましょう。
インカジは違法にあたる
インターネットカジノカフェ（インカジ）とはインターネットカフェを装ってカジノなどの賭博行為を行っているお店です。
インカジではネットカジノをPCでプレイする際に、専用のチップを運営元から購入してプレイします。
ネットカジノの勝ち分を運営者から直接現金で受け取る形になります。
現金のやり取りを直接行った時点で賭博行為となるため、刑法違反となってしまいます。
過去に日本でもインカジは摘発されており、利用者も摘発の対象となっています。
最近は日本国内で運営されているインカジはあまり目にしませんが、誤って利用しないよう注意してください。
ネットカジノは違法ではないので安心して楽しもう
日本でネットカジノをプレイして法律で罰せられることはありません。
ただ、運営ライセンスを取得していない会社が提供しているネットカジノは、トラブルに巻き込まれる可能性があるので利用しない方が賢明です。
ネットカジノの公式ホームページを見て、運営ライセンスを取得しているか確認するようにしてください。
知名度の高いネットカジノの場合、運営ライセンスを取得した会社が運営しているので安心してプレイできます。
不安を払拭して、ネットカジノを存分に楽しんでいきましょう。